オーストラリア、上半期の日本人4.0%増、更なる直行便誘致めざす
オーストラリア政府観光局(TA)によると、2018年上半期(2018年1月1日~6月30日)の日本人訪問者数は前年比4.0%増の19万9600人となった。6月単月でも5.0%増の2万3100人。
オーストラリアへの海外旅行市場は航空座席の増加によって急成長しており、14年上半期の14万3700人と比較すると4割近く伸びていることになる。
TA日本局長の中沢祥行・ジョー氏は、TAが20年までに日本人訪問者数70万人の達成をめざしていることを念頭に、直行便の誘致やMICE需要の獲得、インフルエンサーの活用などに取り組むとコメント。また、タスマニア州や南オーストラリア州、西オーストラリア州北部へのプロモーションにも力を入れ、通年で50万人への到達をめざすとしている。