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旅工房、18年1Qは2年連続で増収減益、「積極的な投資」要因

  • 2018年8月16日

 旅工房はこのほど、2019年3月期第1四半期(18年4月1日~6月30日)の連結業績を発表した。売上高は前年比27.1%増の55億6700万円。各利益は昨年よりも改善したものの、引き続き赤字となり、営業損失は9400万円(前年は1億8400万円)、経常損失は9600万円(前年:1億8900万円)、純損失は6800万円(前年:1億3200万円)だった。同社によると赤字の理由は人材・システム・広告への積極的な投資によるもの。

 このほか、売上総利益は27.6%増の7億2824万円、販管費は9.0%増の8億2322万円だった。なお、旅工房は昨年4月に東証マザーズに上場しており、第1四半期の発表は今回が2回目となる。

 同社によると、第1四半期は韓国や台湾などのアジア方面で、オンライン予約システムの機能を強化したことで送客数が前年を大きく上回る水準で推移。欧州方面の需要の取り込みも好調だったほか、オセアニア方面も専門部署の設置による販売強化が功を奏した。法人旅行とインバウンド旅行事業では企業の業務渡航や団体旅行、MICE案件の受注が好調に推移した。

 通期連結業績予想に変更はなく、売上高は前期比19.4%増の289億6000万円、営業利益は31.2%増の1億700万円、経常利益は43.8%増の1億円、当期純利益は62.3%増の6300万円。

※訂正案内(編集部 2018年8月17日08時50分)
訂正箇所:営業損失額
誤:94億円

正:9400万円
お詫びし訂正いたします。