関空、使用済みスーツケースを無料回収、再利用へ
関西エアポートは、関西国際空港で8月6日から使用済みスーツケースを無料で引き取るサービスを開始する。オリックス環境、JALエービーシー、コウノイケエアポートサービスの3社と共同で行われ、集めたスーツケースは検品して再利用される。
スーツケースの引き取り場所は、第1ターミナルビル4階の国際線出発フロアにあるJALエービーシーと、関西エアポートバゲージサービス(KABS)の手荷物一時預かりカウンター。引き取りの際、サービス利用者は航空券・パスポートの提示と所有権放棄の同意書にサインが必要となる。
関西国際空港では、空港内で放置されるスーツケースの数が増加傾向にあり、空港警備や保安、資源の有効活用などの観点から、このサービスが導入された。今後は、多言語での案内ポスターの設置やソーシャルメディアによる情報発信などで、周知を図っていくとしている。