JTBコミュニケーションデザインはこのほど、米国のCWT Meetings＆Events（CWT M＆E）と「Strategic Meetings Management（SMM）」における業務提携基本契約を締結した。今後、日本でのSMMプログラム構築サービスを提供する。

　SMMは、企業がミーティングやイベントに関わるサプライヤーやコスト、分析データなどを企業全体で一括管理することによって費用対効果を最大化し、リスクマネジメントと事業戦略を実現する取り組み。日本の外資系企業でもSMMプログラムの導入を検討する企業が増えてきているが、実際の導入に当たっては日本独自の交通・宿泊・会場手配やコンプライアンス規定を踏まえ、カスタマイズしたプログラムとして導入する必要がある。

　JTBコミュニケーションデザインは、日本でSMMプログラムの導入をめざす企業にCWT M＆Eのノウハウを日本独自の商習慣に合わせてカスタマイズし提供していく。

　同社取締役の町田忠氏は「SMMプログラムの提供を通じて、企業全体としてのビジョン達成や事業課題の解決、競争力の強化に貢献したい」とコメント。CWT M＆E側も「今回の提携は、世界的な事業展開と顧客戦略の継続的な強化を下支えするものとなる」と説明している。