成田、上半期の国際線旅客は6%増、外国人は13%増
成田国際空港(NAA)によると、2018年上半期(1月〜6月)の国際線旅客数(速報値)は前年比6%増の1710万8818人となった。このうち日本人旅客数は2%増の655万1681人。外国人旅客数は13%増の868万7073人で、中国、韓国などのアジア方面を中心に旅客が増加し、最高値を更新した。通過客は10%減の187万64人。
旅客便の発着回数は3%増の8万6160回で、アジア方面のLCCを中心とした新規就航や増便が相次いだことにより過去最高となった。
方面別の旅客数は、アフリカが18%増の1万7000人と最も伸長。韓国は15%増の91万4200人、中国も14%増の102万6700人と2桁増となった。最も落ち込んだのはグアムで、21%減の19万7400人となった。
なお、国内線の旅客数は5%減の350万6149人、国内線旅客便の発着回数は5%減の2万4728回だった。総旅客数は4%増の2061万4967人となり、国際線外国人旅客数の増加により最高値を更新した。
▽成田、上半期国際線方面別旅客数
(方面/旅客数/前年比)
太平洋/175万4900人/2%減
欧州/67万1800人/5%増
アジア/212万700人/9%増
中国/102万6700人/14%増
韓国/91万4200人/15%増
台湾/71万5400人/6%増
香港/74万4900人/9%増
オセアニア/32万7700人/1%増
グアム/19万7400人/21%減
アフリカ/1万7000人/18%増