JALパック、2018年度下期海外旅行商品の販売を開始

  • 2018年7月15日
パンフレットの表紙

 ジャルパックはこのほど、2018年度JALパック下期海外旅行商品の販売を開始した。

 18年度上期は、為替や燃油サーチャージ上昇にともなう販売価格上昇の影響でパッケージツアーが低調に推移したことに加え、ハワイ島キラウエア火山噴火の影響でハワイ需要が減退したこともあり、取扱人数は前年比3%減の9万7000人となる見込み。

 下期は海外ダイナミックパッケージの拡大をはかるとともに、パッケージツアーならではのメリットを最大限に生かした付加価値の向上と、「ストレスフリー」をキーワードとした安心・安全で高品質なサービスの拡充をに取り組み、12%増の10万2000人の取り扱いをめざす。

 新企画として、ハワイでジャルパックオリジナル観光「ホクレア」のプレミアムルートに2つの新ルートを設定したほか、「早決め120・90・60」を継続し、宿泊ホテルでの毎朝食や部屋のアップグレードなどのサービスを用意。

 また「添乗員と巡るヨーロッパ周遊コース」では、おすすめの観光プランもしくはミールクーポンが選択できる「選べる観光コース」と、自由行動日を設けた「フリータイム満喫コース」を新設した。

 オーストラリアは、世界遺産・国立公園を訪れ、大自然を満喫する周遊コースを拡充し、「タスマニア紀行8日間」では、世界遺産クレイドル・マウンテンのハイキングや南極に近い島ブルーニー島でのチーズ作り、牡蠣の試食などを現地のガイドが案内。

 このほか台湾の「JALビジネスクラスで行く台北3・4日間コース」では、故宮博物院の見学時間を現地到着時に選択できる「選べる故宮博物院見学」を設定した。

 また、休止していたエジプトコースを再開し、ナイル河クルーズ楽しむ2つのコースを新設。「JALプレミアムエコノミークラス、JALビジネスクラス利用のゆったり周遊シリーズ」では、ロンドンにも滞在し、大英博物館でエジプト考古学展示も見学する。

 さらにフィジー・エアウェイズの復便を受けてフィジー商品も復活し、ビチレブ島をはじめ、マロロ島、マナ島、トコリキ島などの厳選リゾートを取り揃えている。