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HIS、夏の海外人気1位はハワイ、10年連続-ツアーもソウル復調

  • 2018年7月2日

 エイチ・アイ・エス(HIS)が7月2日に発表した夏休み(2018年7月14日~9月30日)の予約状況で、海外旅行先として人気が最も高かった都市はホノルルだった。6月17日現在の予約を集計したもので、ホノルルは2009年から10年連続での1位。2位以下はソウル(昨年2位、以下同)、台北(4位)、グアム(3位)、バリ島(6位)となった。

 集計は、エアオンか航空券とホテルのみの自由旅行部門とパッケージツアー部門でも実施。ホノルルとソウルはいずれの部門でも1位と2位。ホノルルは昨年も1位だったが、ソウルの昨年は自由旅行が同じく2位であったものの、パッケージは5位からの急上昇となった。需要減から回復傾向にあるといい、予約数は昨年の2倍超となっているという。

 また、両部門の3位以下では、自由旅行はバンコク(3位)、シンガポール(6位)、台北(4位)、パッケージツアーは台北(3位)、グアム(2位)、バリ島(4位)の順となっている。

 このほか、予約件数の上昇率で見ると、来年10月に登山禁止を控えたウルルが331%増と大幅増。また、2位には成田/サマルカンド間、タシケント/成田間でチャーターを設定するウズベキスタンが291%増で入り、3位はイスタンブールの154%増、4位はカイロの149%増、5位はカサブランカの143%増となった。

 なお、夏の海外旅行全体の傾向としては、予約数が2桁増となるなど好調だという。