エクアドル ガラパゴス諸島 / 「シエラ・ネグラ火山」噴火に伴う影響

  • 2018年6月28日

 2018年6月中旬に噴火したガラパゴス諸島西部に位置する無人島・フェルナンディナ島の「クンブレ火山」に続き、現地時間6月26日(火)にはイサベラ島の「シエラ・ネグラ火山」が噴火いたしました。

 同火山の噴火は2005年以来、13年ぶりとなります。

一部クルーズツアーの中には、今回噴火した地域が含まれておりますが、安全面に配慮し、現在、火山周辺のアクティビティーは制限されております。

 なお一般的なガラパゴス・クルーズツアー、アイランドホッピングは通常通り運航されるなど、観光への直接的な影響は出ておりません。

ガラパゴスでみられる「海洋火山」噴火の特徴として、溶岩が流れることになりますが、大陸火山のように噴煙の影響は少ないため、現時点では人的被害も無くフライトへの支障等も発表されておりません。

 また、イサベラ島内の宿泊施設が位置する地域にも影響は出ておりません。

 現在、安全面を考慮し、イサベラ島を含む訪問プログラムは中止されておりますが、港への影響はないことから、溶岩が落ち着き次第ツアーは再開される予定です。

なおクルーズツアーによっては、イサベラ島とフェルナンディナ島の間のボリバル海峡を通過する際、船上から溶岩で光るシエラ・ネグラ火山を見ることができるため、一部の学者・研究者が進化の瞬間を間近で見るために現地入りしているとの情報もあります。

現在、ガラパゴス諸島にご滞在中の方、また近日中に訪問予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

情報提供:株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会