関空、5月の国際線旅客は14%増、国内線の旅客数は2%減
関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の今年5月の輸送実績(速報値)で、国際線の旅客数は前年比20%増の194万9638人となり、5月の過去最高を記録した。旅客数のうち日本人は13%増の55万2030人。外国人は23%増の138万1560人で、単月として過去最高となった。通過客は18%増の1万6048人だった。昨年から引き続き中国・韓国方面が顕著な成長を示し、ハワイ・東南アジア方面の好調も旅客数増加を牽引した。
また旅客便の発着回数も10%増の1万917回で単月として過去最高となった。
一方、国内線の旅客数は2%減の56万3356人で、旅客便の発着回数は4%減の3873回。国際線と国内線を合わせた総旅客数は14%増の251万2994人、発着回数は6%増の1万6331回となり、ともに5月として過去最高となった。
なお、大阪国際空港(伊丹)の5月の旅客数は4%増の136万4599人で、8ヶ月連続で前年を上回った。旅客便の発着回数は増減なしの1万1445回で、神戸空港の旅客数は5%増の26万6351人で、旅客便の発着回数は3%増の1862回だった。