T&Gニーズ、リゾ婚事業を再編、子会社を第1種に

  • 2018年6月25日

 テイクアンドギヴ・ニーズは7月1日、子会社2社の旅行関連事業を再編する。100%子会社のアニバーサリートラベルが展開していた、リゾートウェディングにおける移動手段やホテルなどの手配事業を、同じくグループ会社で国内外のリゾートウェディングの企画・運営を手がけるグッドラック・コーポレーションに譲渡。グッドラック・コーポレーションはリゾートウェディング関連のサービスを強化するとともに、旅行業に参入する。5月には第1種旅行業登録を済ませた。

 グッドラック・コーポレーションは2003年に設立。東京の品川にオフィスを構え、「アールイズ・ウエディング」のブランド名で事業を展開し、ハワイ・グアム・バリ・台湾・沖縄に直営の婚礼会場、国内7都市に直営のサロンを持つ。これまではウェディング企画・運営事業、ドレス事業、映像事業の3事業を展開してきたが、新たに旅行手配事業を追加することで、より包括的なサービスの提供をめざす考え。手配事業は「ソラトラ」のブランド名を掲げて浸透をめざす。

 アニバーサリートラベルは06年に設立した第1種旅行業者。今回譲渡する事業以外ではハネムーン事業、法人団体事業、送迎バス事業などを展開しており、事業承継後も第1種旅行業者として業務を続ける。


※訂正案内(編集部 2018年7月2日10時45分)
訂正箇所:第1段落第2文
誤:同じく100%子会社で

正:グループ会社で

訂正箇所:最終段落
事業譲渡などに関する未確定の情報を含んでいたため、一部を削除しました