マンダリン、2020年までにアジアで新規開業3軒、北京とホーチミン市

  • 2018年6月25日
マンダリンオリエンタル王府井・北京

 マンダリンオリエンタルホテルグループは、2020年までにアジア地区に「マンダリンオリエンタル王府井・北京」「マンダリンオリエンタルチェンメン北京」「マンダリンオリエンタルサイゴン」と3軒の新規ホテルを開業する。

 2018年開業予定の「マンダリンオリエンタル王府井・北京」は、北京の中心部の東城区にオープンする複合商業施設「WFセントラル」内に新設。同施設の最上階2階がホテルの客室となり、スイートルームを含む全74室を設ける。

 「マンダリンオリエンタルチェンメン北京」は、外資系ホテルグループとして初めて北京歴史文化保護区に開業を果たす。近隣には天安門広場、天壇、紫禁城などの主要観光地が揃う。中国伝統文化の体験をコンセプトに採用し、中庭を囲んで四方に建物を配す伝統的な建築様式「四合院」を織り交ぜて改修をおこなった。開業は2019年を予定している。

 「マンダリンオリエンタルサイゴン」は、現在改装中のホーチミン・シティの中心地にある複合施設「ユニオン・スクエア・サイゴン」内に開業する。サイゴン・オペラハウスやホーチミン人民委員会庁舎に隣接しており、主要な観光スポット、レストランやショッピングエリアが徒歩圏内に揃う。館内は全227室の客室とスイートに加えて、合計6つのレストランとバー、ミーティングルームと宴会場、フィットネスセンター、屋外スイミングプール、スパなどを設ける。開業予定は2020年。