楽天LIFULL STAY、民泊サービス提供開始、「Vacation STAY」

  • 2018年6月18日

 楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAYは6月15日、住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行にともない、民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」を開設した。

 「Vacation STAY」は、民泊施設や簡易宿所を営むホストと、旅行者などのユーザーをつなぐ民泊・宿泊予約サイト。一軒家からマンション・アパートなどの1部屋型、ベッドスペースなど様々なタイプの宿泊施設を取り扱っており、ユーザーはウェブサイト上で予約ができる。なお、同サイトに掲載される施設は民泊新法に基づく届出や、特区民泊の認定、旅館業法に基づく簡易宿所の許可を受けた施設のみとなる。

 また、民泊や簡易宿所を営むホストには、予約や在庫、売り上げや入金のすべてを1つのアカウントで管理できる「在庫管理システム」を提供。同システムに登録された各施設は、提携済みの宿泊予約サイトである「Booking.com」にも掲載され、「楽天トラベル」「HomeAway」「途家」「AsiaYo.com」「Yanolja」でも順次掲載が開始される。

 さらに、ホストは楽天LIFULL STAYが提供するマンスリーマンションサイト「LIFULL HOME'S マンスリー」を併用することで、各施設をマンスリーマンションなどの短期賃貸物件として運用することもできる。この場合は、別途「LIFULL HOME’S マンスリー」の利用契約が必要となる。