TATERU、AIで民泊の宿泊料金を自動設定、宿泊管理システムを共同開発

  • 2018年6月13日
bnb BOOK

 TATERUとその子会社であるTATERU bnbはこのほど、関連会社であるTRASTAとAIを活用して民泊の宿泊料金設定をオートメーション化する宿泊管理システム「bnb BOOK」を共同開発する。

 TATERU bnbはアプリ上でかんたんに民泊を運用できる「TATERU bnb」などの民泊運用サービスを提供しており、TRASTAはトラベルテック事業に関わるさまざまなサービスを開発、提供している。

 今回2社が共同で開発する「bnb BOOK」は、TRASTAの開発する宿泊管理システムに、TATERU bnbが開発する宿泊料金設定をオートメーション化するAIシステムを組み合わせることで、OTAサイトと連携した宿泊募集登録、予約管理、精算、顧客管理などの煩雑な宿泊管理業務を効率化する。

 AIによる宿泊料金設定システムは、全国の宿泊データやイベント開催情報、他国の休暇スケジュールなどの宿泊料金に関するデータを機械学習させることで適正な宿泊料金を推定。これにより客観性と正確性の高い宿泊料金の設定をすることが可能になるという。