成田、4月の国際線旅客は6.5%増、国内線旅客は1.3%減
成田国際空港(NAA)によると、今年4月の国際線旅客数(速報値)は前年比6%増の289万8182人となり、同月の最高記録を更新した。このうち日本人旅客数は5%増の94万5321人。外国人旅客数は10%増の170万5083人となり、開港以来の最高値を更新した。通過客は9%減の24万7778人。
国際線旅客便の発着回数は3%増の1万4354回で、今年の夏ダイヤにおける日本航空(JL)およびタイ国際航空(TG)のバンコク線や、昨冬ダイヤにおけるキャセイパシフィック航空(CX)の香港線などの増便により、アジア方面を中心に増便があったことで、前年を上回った。
方面別の旅客数は、アフリカが50%増の3600人で最も伸長。以下は韓国が17%増の14万5600人、中国が14%増の17万9300人と続いた。唯一前年を下回ったのはグアムで、19%減の3万2700人だった。
4月の国内線旅客数は1%減の57万3684人で、旅客便の発着回数は4%減の4142回。国際線と国内線を合わせた総旅客数は5%増の347万1866人、発着回数は2%増の2万953回となった。