シンガポール航空、世界最長のニューヨーク直行便、10月から

  • 2018年5月31日

A350-900ULR型機  シンガポール航空(SQ)は10月11日より、シンガポール/ニューヨーク(ニューアーク)間の直行便を就航する。同社によれば商業フライトとしては世界最長となる。飛行距離は約1万6700キロメートルで、所要時間は最大18時間45分。使用機材は超長距離型機のA350-900ULR型機で、座席数はビジネスクラス67席、プレミアムエコノミークラス94席の計161席とした。エコノミークラスは設けない。5月31日から航空券の販売を開始した。

 同路線は当初は週3便での運航を予定しており、A350-900ULR型機をさらに1機受領した後に、10月18日からデイリーで運航する予定だ。SQはA350-900ULR型機を導入した世界初の航空会社で、エアバス社に7機を発注している。9月にまず1機目のA350-900ULRを受領し、その後年内に残りの機体を受領する。SQによれば、A350-900ULR型機によるシンガポール/ロサンゼルス間の直行便も計画しているという。

 なお、SQでは2013年までシンガポール/ニューアーク線を運航していたが、当時就航していたA340-500型機の返却以降は運休していた。

 ニューアーク線の運航スケジュールは以下の通り。

▽シンガポール/ニューアーク線運航スケジュール(10月11日~19年3月30日)
・10月11日~17日
SQ22便 SIN 23時35分発/EWR 06時00分着※翌日(月・木・土)
SQ21便 EWR 10時45分発/SIN 17時30分着※翌日(火・金・日)

・10月18日~27日
SQ22便 SIN 23時35分発/EWR 06時00分着※翌日(デイリー)
SQ21便 EWR 10時45分発/SIN 17時30分着※翌日(デイリー)

・10月28日~19年3月30日
SQ22便 SIN 00時40分発/EWR 05時30分着(デイリー)
SQ21便 EWR 09時45分発/SIN 17時15分着※翌日(デイリー)