関空、国際線出発口の予測待ち時間を表示-4段階で色分け

  • 2018年5月21日

モニターの表示画面(イメージ)  関西エアポートはこのほど、関西国際空港の第1ターミナルビル4階の国際線出発フロアと同社の公式ウェブサイトで、国際線の各出発口の予測待ち時間の表示を開始した。利用者の各手続きの自動化と利便性の向上をめざす「ファストトラベル」を推進するための取り組みで、出発口の混雑の平準化をめざす。

 表示には「PFM(Passenger Flow Management)」システムを活用。各所に設置したセンサーが列に並ぶ人の数をカウントし、保安検査場の使用レーン数などを考慮した上で、各出発口の保安検査場前の列の最後尾から出国審査場を通過するまでの予想待ち時間を自動で計算し、表示する。

 国際線出発フロアには13台の大型モニターを設置。混雑状況に応じて、待ち時間が10分未満の場合は青色の「Not Busy」、10分以上20分未満は緑の「Busy」、20分以上40分未満は黄色の「Busy」、40分以上は赤の「Very Busy」の4段階で表示する。