シンガポール航空、法人プログラムにスクートを追加
シンガポール航空(SQ)はこのほど、法人向けのポイントプログラム「HighFlyer」の対象航空会社に同社グループのLCCであるスクート(TR)を加えた。同プログラムは会員企業が社員の出張時に購入した航空券の料金にあわせて、航空券の支払いに利用できるポイントを加算するもので、これまではSQとシルクエアー(MI)のみが対象だった。
加算対象となるのは、SQの会員企業専用サイトまたは旅行会社で発券・予約したSQまたはMIを利用する旅程に、TRが運航する区間を含む場合。TR便のみを利用、または旅程の最初または最後にTR便を利用する場合は対象外とする。1シンガポールドルにつき5ポイントを贈呈し、貯めたポイントはSQ便とMI便の航空券、座席のアップグレードや付帯サービスの支払いに利用でき、年内にはTR便にも利用できるようにするという。
SQは現在「HighFlyer」のサービスを拡充しているところ。4月からはシンガポールとオーストラリアの企業を対象に、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)とスイスインターナショナルエアラインズ(LX)の一部の路線の航空券についても、ポイントを獲得できるようにしている。