Marriott Bonvoy
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ブルガリ、東京に国内初のホテル開業、22年末に

  • 2018年5月9日

建設予定のビル。地下4階・地上45階(イメージ)  ブルガリホテルズ&リゾーツは2022年末に「ブルガリホテル東京」を開業する。東京駅前に建設予定の高層複合ビルの39階から45階にかけて入居する予定の9軒目のホテルで、日本での開業は初めて。同社はこれまで、日本では東京と大阪でレストランを展開している。

 ホテルの延床面積は約1万9000平方メートルで、客室数は98室。ツインルームとダブルルームが中心という。バーやレストラン、約1500平方メートルのスパ、室内プール、ボールルーム、チャペルなどを備える。

ウルシーニ氏  このほど来日したブルガリ・グループのエグゼクティブ・バイス・プレジデントを務めるシルビオ・ウルシーニ氏は、以前から日本へでの開業に適した土地を探していたことを説明。「東京駅前で、日本橋や銀座にも近く、旅行者にとって便利」と話した。ブルガリブランドのファンのFITをターゲットとし、ウェブサイトでの直販が中心となるが、旅行会社経由でも販売する予定。

 なお、ブルガリホテルズ&リゾーツはミラノ、ロンドン、パリ、北京、ドバイでホテルを開業しており、18年には上海、20年にはモスクワとパリでも開業する予定。香港やローマ、ニューヨークなどでの開業も検討しているという。