外務省、キラウエア噴火で注意喚起-観光への影響は軽微か

  • 2018年5月7日

 外務省はこのほど、5月3日にハワイ島のキラウエア火山が噴火したことを受け、海外安全ホームページで注意喚起のためのスポット情報を発出した。ハワイ州が同日中に火山活動の活発化地帯に非常事態宣言を発出し、レイラニ・エステートとラニプナ・ガーデンズの2地域の住民に避難を呼びかけていることなどから、周辺に滞在中の日本人には、現地関係当局の指示に従い、速やかに避難するよう呼びかけている。

 なお、ハワイ州観光局は4日時点で「エリソン・オニズカ・コナ国際空港、ヒロ国際空港、宿泊施設およびアトラクションについては離れた場所にあるので、通常通り運営しており、観光には影響はない」と説明している。外務省も、これから同島を訪れる旅行者には「最新情報の入手に努め、安全確保に十分注意を払ってください」と呼びかけるにとどめている。