スカイマーク、サイパン線就航に「関心」、現地が要望
スカイマーク(BC)は、日本/サイパン線の開設を検討している。現地の報道によれば、北マリアナ諸島知事のラルフ・トーレス氏がBCに今年後半の直行便就航を要望しており、現在交渉を進めているところという。
本誌の取材に対してBCは、北マリアナ諸島政府からの要請により就航の可能性を検討し始めたことを説明。「就航を決定したわけではないが、日本人にとって魅力的なデスティネーションであり、国際線の就航候補地の1つとして関心をもっている」と語った。就航した場合の路線や開設時期についてはコメントしなかった。
デルタ航空(DL)が5月6日を最後に成田線を運休し、現在はオフラインとなっている日本/サイパン間については、マリアナ政府観光局が3月に開催した旅行会社向けのセミナーで「冬ダイヤ中に、ある航空会社が成田または羽田からのデイリー運航を計画している」と明かしていたところ。改めて本誌の取材に応えたMVAは「報道の通りで、BCが検討中」と語るに留めた。
なお、今夏は航空各社が日本/サイパン間でチャーター便を予定。7月にはチェジュ航空(7C)が中部発着で往復1便、8月にはアシアナ航空(OZ)が成田発着で往復5便を運航する。