ベトジェット、6月24日に関空/ハノイ線、運送許可を取得
ベトジェット(VJ)は5月7日、国土交通省から外国人国際航空運送事業の経営許可を取得した。6月24日から、関空/ハノイ線をデイリー運航する。日本への定期便の開設は初めて。使用機材は180席のA320型機。
VJは2007年7月に設立。資本金は4兆5134億ドン(約212億円)で、A320型機とA321型機を計51機保有している。国内線に加えて、東アジアや東南アジアへの国際線も運航しており、日本へは14年から複数のチャーター便を運航していたが、定期便は未就航だった。
VJは昨年末に日本地区総代理店(GSA)にエア・システムを指名し、路線開設に向けた本格的な活動を開始していたところ。なお、これまで本誌の取材に対しては、関空/ホーチミン線や成田/ハノイ、ホーチミン線などの開設についても意欲を示している。
なお、昨夏にはすでに日本航空(JL)と包括的業務提携に向けた覚書を締結しており、今後はVJが運航するベトナム国内線とアジア路線、JLが運航するベトナム路線と日本国内線で相互にコードシェアを実施する予定。具体的な実施路線や開始時期は未定としている。