ベトナム / バクニン省発祥の伝統民謡「クアンホ」ご紹介
2009年に音楽的・文化的価値が認められユネスコ無形文化遺産に登録された伝統民謡「クアンホ」は、ベトナム北部のバクニン省とバクザン省で生まれました。
元々、クアンホを詠う村はバクニン省とバクザン省を流れるカウ川周辺に位置しており、その数は49にものぼり、その多くが現在のバクニン省に位置していたため「クアンホの故郷はバクニン省」と言われています。
「クアンホ」は恋愛や友情、故郷への郷愁などを詠ったものがあり、1つのグループが歌い終わると、もう1つのグループが先の歌のメロディーに異なる歌詞をつけて返すという独特な特徴を持っています。
その「クアンホ」が行われるバクニン省・リム村の「リム祭り」は、毎年旧暦1月13日に開催され、毎年大勢の方々で賑わいます。また日本のお祭りのように屋台も数多く出ます。
リム村までのアクセスは、ハノイ市内から車で片道約1時間です。
来年2019年は2月17日に開催予定ですので、ハノイへお越しの際には、ぜひ足を伸ばされてみてはいかがでしょうか。