ANAとJAL、GWの国内線予約人数は10.3%増、九州が好調
全日空(NH)と日本航空(JL)が4月20日に発表した、ゴールデンウィーク(4月27日~5月6日)の国内線の予約状況で、2社の予約人数の合計は前年比10.3%増の222万2882人となった。座席数は0.7%増の319万3520席で、予約率は6.0ポイント増の69.6%。
NHは座席数が0.2%減の185万914席、予約人数は12.0%増の128万6138人で、予約率は7.6ポイント増の69.5%。JLは座席数が2.0%増の134万2606席、予約人数が8.0%増の93万6744人で、予約率は3.9ポイント増の69.8%となった。予約率はJLが、予約率の伸びはNHが上回った。
NHの方面別の予約人数は全方面で前年を上回り、最も多かったのは「九州」で14.7%増の33万2459人だった。予約人数の伸び率が高かったのは「九州」と、同じく14.7%増で25万1562人となった「北海道」。予約率も全方面が増加し、1位の「沖縄」は5.6ポイント増の74.1%となった。予約率の伸び率の1位は「中国・四国」で9.5ポイント増の67.0%。
JLの方面別の予約人数は「沖縄」が0.6%減の8万4210人となった以外は前年を上回った。最も多かったのはNHと同じく「九州」で13.8%増の23万5509人。予約人数の伸び率の1位は「中国・四国」で14.9%増の12万9648人だった。予約率は「沖縄」が0.7ポイント減の75.2%となった以外は増加したが、その他の方面の予約率はいずれも「沖縄」を下回った。予約率の伸びの1位は「九州」で、5.9ポイント増の67.2%だった。
期間中の臨時便については、JLが羽田/那覇線を12便、長崎線を2便運航する予定。NHは臨時便の予定はない。