ノックスクート、6月1日に成田/バンコク線、運送許可を取得
ノックスクート(XW)は4月20日付で、国土交通省から外国人国際航空運送事業の経営許可を取得した。6月1日から、成田/バンコク(ドンムアン)線をデイリー運航する。日本への定期便の開設は初めて。使用機材はB777-200型機で、座席数は足元の広い「スクートビズ」24席、エコノミークラス391席の計415席。4月23日には都内で発表記者会見を開催する。
XWは2013年10月に設立。資本金は20億タイバーツ(約70億円)で、B777-200型機を4機保有している。同路線については、当初は15年第1四半期の開設をめざしていたが、同年3月に国際民間航空機関(ICAO)がタイ国の航空会社に対して「重要な安全性の懸念」を示したことにより、国土交通省が新規就航に関する認可を中断。開設が先延ばしとなり、これまでは毎年チャーター便のみ運航していたが、昨年に「重要な安全性の懸念」が解除されたことにより、ようやくの定期便化となった。