JTB沖縄、那覇空港と北部を結ぶ高速バスを運行、5月23日から

  • 2018年4月19日

高速路線バス(イメージ)  JTB沖縄と名護市の北部観光バスは、2社が50%ずつ出資し今年3月に設立した沖縄エアポートシャトル有限責任事業組合で、5月23日から那覇空港と北部を結ぶ高速路線バスを運行する。バスは那覇空港から宿泊施設が集まる恩納村や沖縄美ら海水族館を経由し、国頭郡の「ホテルオリオンモトブリゾート&スパ」まで運行。1日12往復程度を運航する。

 慢性的な交通渋滞が問題となっており、路線バスの本数も少ない沖縄本島での新たな移動手段として、旅先で運転したくない旅行者や、空港/ホテル間以外はレンタカーを利用しない旅行者、法的問題でレンタカーを利用できない訪日外国人などの取り込みをめざす。予約はウェブサイトで受け付け、予約なしでの乗車も可能。車内では無料WiFiサービスや、日本語、英語、中国語、韓国語による音声ガイドを提供する。

 片道の所要時間は約2時間半で、運賃は那覇空港/ホテルオリオンモトブリゾート&スパ間のの片道が2000円。5月23日から6月30日までは記念割引運賃も設定する。7月1日以降は、美ら海水族館の入場券付きの乗車プランも販売する予定。