訪日客数、3月は18.2%増の261万人-米加独が記録更新
日本政府観光局(JNTO)によると、今年3月の訪日外国人旅行者数(推計値)は前年比18.2%増の260万7900人となり、3月の最高記録を更新した。航空路線の新規就航や増便、チャーター便の運航などに加えて、昨年は4月中旬からだったイースター休暇が今年は3月末からとなったことにより、全体的に好調に推移したという。1月からの累計は18.2%増の761万8600人。
市場別では、イースター休暇による旅行者増で米国、カナダ、ドイツが単月の最高記録を更新。また、JNTOが重点市場と位置づける20市場のうち、インドネシアを除く19 市場で3月の記録を更新した。
旅行者数が最も多かったのは韓国で26.8%増の61万9200人。2位の中国は16.9%増の59万4900人、3位は台湾で14.0%増の38万7300人だった。伸び率が最も高かったのはスペインで83.9%増の1万1500人、2位はフィリピンが60.9%増の5万6100人、3位は韓国で26.8%増だった。
なお、3月の日本人出国者数は3.5%増の180万7100人だった。詳細は別途記載(下記関連記事)。