マリオット、8月に3つのポイントプログラム統合、新名称は来年
マリオット・インターナショナルは4月17日、ポイントプログラムの「マリオットリワード」「ザ・リッツ・カールトンリワード」「スターウッドプリファードゲスト」を今年8月から1つに統合すると発表した。各プログラムの会員は8月以降、各プログラムで別々に存在するアカウントを1つのアカウントに統合し、マリオットが127ヶ国・地域で展開する30ブランド・6500軒超の宿泊施設について予約やポイント獲得、特典への交換などが可能になる。同社は2016年にスターウッドホテル&リゾートを買収している。
マリオット・インターナショナルによれば、プログラムの統合により会員は、平均して従来よりも20%多くポイントを貯めることができるようになる。「スターウッドプリファードゲスト」の会員のポイント残高については、従来のポイント還元比率に基づき、8月には現在の3倍となる予定。なお、新たなプログラム名については19年に発表し、それまで3つのプログラム名は存続する。
また、会員向けにアクティビティなどを提供するサービス「Moments」についてもラインナップを拡充し、新たに約1000ヶ所で11万もの体験を提供するという。