ピーチ、19年から「プレリクライニング席」、予め15度傾斜
ピーチ・アビエーション(MM)は2019年に受領予定のA320ceo型機から、ドイツのレカロ・エアクラフト・シーティング社製の最新型座席「SL3510」を導入する。快適さを高めるため、あらかじめ背もたれを15度倒して固定した「プレリリクライニングシート」で、MMによれば北東アジアのLCCにおける導入は初めて。また、座席全体がスリムな構造で、足元のスペースもこれまで以上に広くなる。
MMは昨年4月に、主な利用者層と同じ20代と30代の女性従業員を中心とした、部門横断型の「機内座席選定プロジェクトチーム」を発足。座り心地や耐久性、利用者の声などを総合的に評価した結果、SL3510モデルの導入を決定したという。