KNT-CT、2月の国内旅行は0.9%減-訪日は9%増
KNT-CTホールディングスの今年2月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比0.9%減の183億2447万円となった。このうち団体旅行は1.4%減の47億4112万円、企画旅行は0.5%増の102億6491万円、個人旅行は4.4%減の33億1844万円だった。
団体旅行のうち、一般団体は企業系コンベンションなどの取扱人数が減少したものの、SIT型旅行や招待旅行などの増加により0.9%増の24億2749万円に。学生団体は3.7%減の23億1364万円で、修学旅行などの取扱人数減が響いた。
企画旅行のうち、メイトの取扱額は2.0%増の42億1703万円で東北や関西、九州などが好調。クラブツーリズムは1.0%減の60億2445万円で、バス旅行部門も含めて、北陸を中心とした雪害や草津白根山の噴火、蔵王の噴火レベルの引き上げなど、自然災害によるツアーの取消や申込み減少の影響を受けたという。
外国人旅行は9.0%増の15億8737万円。春節による訪日旅行者数の増加により、個人旅行の宿泊やツアーが好調に推移した。
なお、海外旅行は11.8%増の117億7921万円で、関連商品などを含めた総計は2.4%増の321億1807万円だった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。