KNT-CT、2月の海外旅行は11.8%増、団体・企画が2桁増

  • 2018年4月11日

 KNT-CTホールディングスの今年2月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比11.8%増の117億7921万円となった。このうち団体旅行は17.4%増の26億8523万円、企画旅行は13.0%増の60億5713万円、個人旅行は5.2%増の30億3685万円で、いずれも増加した。

 団体旅行のうち、一般団体は職場旅行などの取扱人数の増加や平昌冬季五輪の取扱により13.4%増の19億9889万円。学生団体は修学旅行の取扱人数の増加のほか、ヨーロッパ方面の増加による取扱単価の上昇などにより、31.0%増の6億8634万円の大幅増となった。

 企画旅行のうち、ホリデイの取扱額は8.0%増の13億330万円。ハワイやオセアニアなどの取扱人数が好調に推移した。クラブツーリズムの取扱額は14.5%増の47億4737万円で、米国西海岸やカナダ、オセアニアなどが好調だった。

 なお、海外旅行以外は、国内旅行が0.9%減の183億2447万円、外国人旅行が9.0%増の15億8737万円で、関連商品などを含めた総計は4.5%増の312億956万円となった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。