じげん、東証1部への変更を申請-アップルワールド親会社
今年2月にアップルワールド・ホールディングス(APWHD)を子会社化したじげんは3月20日付けで、東京証券取引所市場第1部への市場変更申請をおこなった。現在は東証マザーズに上場しているが「社会的な認知度や信用力を高め、さらなる投資家層の拡大や資金調達コストの低下、およびそれに伴う財務・投資戦略の柔軟性確保」に向けて市場変更の必要性を認識したという。東証による承認の可否やその時期については「現時点では不確定」としている。
じげんはAPWHDの子会社化により旅行業に本格参入し、求人情報サイトなどに次ぐ新たな主力事業に育成する考え。APWHDの17年3月期における連結取扱高は55億9700万円、営業収益は7億1900万円、EBITDAは9400万円で、2018年3月期の連結取扱高は52億円、営業収益は約7億3000万円、EBITDAは約1億8000万円を見込む。