2月の出国者数は6.9%減の139万人、4ヶ月ぶりに減少

  • 2018年3月20日

 日本政府観光局(JNTO)によると、今年2月の日本人出国者数(推計値)は前年比6.9%減の139万500人となり、4ヶ月ぶりに減少した。1月との合計では0.9%増の281万4200人。

 観光庁長官の田村明比古氏は3月20日の業界誌向け会見で、減少の理由については平昌冬季五輪の開催による旅行控えの可能性を指摘。春節による中華圏からの訪日旅行者の増加に起因する航空座席不足の可能性については「方面により座席が不足しているという話は聞いている」と述べるにとどめ、分析を進める考えを示した。

 なお、今年2月の訪日外国人旅行者数(推計値)は23.3%増の250万9300人で、2月の最高記録を更新した。詳細は別途記載(下記関連記事)。