外務省、メキシコ・リビエラマヤに注意喚起、フェリーに爆発装置
外務省は3月2日、現地時間の1日にメキシコのプラヤ・デル・カルメンと、沖合のコスメル島を結ぶ観光フェリー内で爆発装置が発見されたことを受け、海外安全ホームページで注意喚起のためのスポット情報を発出した。当面の間は同区間のフェリーの利用を控えるとともに、関連情報の入手に努めるよう呼びかけている。プラヤ・デル・カルメンはカンクンの南に伸びるリビエラ・マヤの代表的なビーチリゾート地で、コスメル島も世界的なダイビングスポットとして知られる。
外務省によれば、同フェリーでは2月21日にも米国人などが負傷する爆発事件が発生。現在は現地の治安当局が両事件の捜査を進めており、在メキシコ米国大使館は次回の通知を発出するまで、米国政府関係者による利用を禁止する通知を発出する。あわせて自国民に対しても、注意を促す注意喚起を発出している。