1月の出国者数は9.9%増の142.4万人、増加傾向継続

  • 2018年2月21日

 日本政府観光局(JNTO)によると、2018年1月の日本人出国者数(推計値)は前年比9.9%増の142万3700人となり、3ヶ月連続の増加となった。17年の日本人出国者数(推計値)は4.5%増の1788万9300人で、2年連続で前年を上回り、歴代2位の多さを記録したところ。観光庁長官の田村明比古氏は2月21日の業界誌向け会見で「景気が回復傾向にあり、主要な観光地では治安が落ち着いている。バリの噴火の影響もあるが、全体としては良い傾向」とコメントした。

 なお、今年1月の訪日外国人旅行者数は9.0%増の250万1500人で、1月の最高記録を更新した。1月分の詳細は別途記載(下記関連記事)。