オーストリア / 3月17日~4月2日「ザルツブルク・イースター音楽祭」開催
ザルツブルク・イースター音楽祭は世界の最も有名で一流の音楽祭の一つです。
1967年ヘルベルト・フォン・カラヤンにより創設された、復活祭に行われる音楽祭で45年間ベルリンフィルが演奏していましたが、2013年、クリスティアン・ティーレマンとザクセン・シュターツカペレ・ドレスデンがザルツブルク・イースター音楽祭の新たな時代をスタートさせ、衝撃的な音楽祭デビューを果たしました。
音楽祭のプログラムは一流のオペラ、オーケストラコンサート、合唱曲、室内楽、高い芸術性をもつ若者のためのプロジェクトからなっています。
カラヤンは私的な音楽祭としてイースター音楽祭を創立し、財務的、芸術的に可能な限り自立したなかで、自身の夢を可能にしていきました。その理念は現在も引き継がれ、約88%が音楽祭の後援者とメンバーシップなど民間による支援で運営されています。長年に渡る会員も多く、イースター音楽祭は家族的な雰囲気を持っています。
2018年のザルツブルク・イースター音楽祭の中心となるのはプッチーネのオペラ「トスカ」です。音楽監督は2017に室内楽オペラ「ローエングリン」を演出し大成功を収めたミヒャエル・シュトゥルミンガーです。主役にアニァ・ハルテロス、カヴァラドッシに若手で世界で活躍するスピント・テノール、アレクサンドロス・アントネンコ、そしてスカルピアには国際的に有名なバリトンのルドヴィック・テツィアを迎えます。
※ザルツブルク・イースター音楽祭
期間: 2018年3月24日~4月02日
詳細: https://www.osterfestspiele-salzburg.at/ (ドイツ語、英語)
情報提供:オーストリア政府観光局、日本海外ツアーオペレーター協会