スタアラ、デジタルサービスを強化、各社間で座席指定など可能に
スターアライアンスはこのほど、アクセンチュアと共同で「デジタルサービスプラットフォーム(DSP)」を開発した。加盟する航空会社28社がウェブサイトやアプリなどの情報を共有できるもので、同アライアンスが取り組むデジタルサービス強化策の一環として実施。各社の利用者に対して、より利便性の高いサービスの提供をめざす。
DSPは各社のアプリに組み込むことが可能で、すでにユナイテッド航空(UA)は、UAのウェブサイトやアプリから予約したシンガポール航空(SQ)の運航便の座席を、事前に選択できるサービスを開始している。将来的には同様のサービスを実施する見通し。ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は、他の加盟会社の運航便を利用した利用者の手荷物を追跡するサービスを開始している。
スターアライアンスはそのほか、18年末までにすべての加盟会社のマイレージプログラム用サイトで加盟各社の特典航空券の空き状況を検索して予約できるよう、整備を進めるという。