ピーチ、フリープラスに出資、「COTABI」のパートナーに

  • 2018年2月11日

 ピーチ・アビエーション(MM)は2月9日、訪日旅行の地上手配などを取り扱う大阪市の第2種旅行業者のフリープラスに6日付で出資したことを発表した。フリープラスの実施した6億円の第三者割当増資により発行された株式を取得したもので、出資率は明らかにしていない。フリープラスはMMが今春に開設する新たな旅行予約サイト「COTABI」の運用パートナーとして、システム開発などを担う。両社は今後、その他の事業においても連携を模索する。

 「COTABI」では、一般ユーザーが自身で利用したことのある移動手段、宿泊施設、アクティビティなどをもとに旅行プランを作成して登録。他のユーザーはそれらのプランを参考にするとともに、移動手段などを一括予約することができる。宿泊施設についてはAirbnbが民泊物件を提供することが決定。現在は予約システムの開発中という。

 今回の出資についてMM代表取締役CEOの井上慎一氏は、「『COTABI』は旅のあり方に新たなイノベーションを呼び込むものになる。同じ大阪発祥の会社であるフリープラスと協力し、関西発のイノベーションで日本の旅を盛り上げる」とコメントしている。