KNT-CT、12月の海外旅行は0.5%増-クラツー2桁増
KNT-CTホールディングスの2017年12月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比0.5%増の97億2330万円だった。このうち団体旅行は11.2%減の25億9555万円となったが、企画旅行は5.9%増の42億3875万円、個人旅行は5.2%増の28億8900万円でともに増加した。
団体旅行のうち、一般団体は米国本土方面などの取扱人数の増加などにより0.2%増の13億4496万円と微増。学生団体は専門学校などの研修旅行の取扱が増加したが、修学旅行の取扱人数の減少により20.9%減の12億5059万円となった。
企画旅行のうち、ホリデイの取扱額は10.7%減の10億5174万円。方面別の取扱人数はハワイや台湾などが増加したが、ミクロネシアやオセアニアなどが前年を下回り、2桁減となった。クラブツーリズムの取扱額は13.2%増の31億7373万円で、オセアニアなど一部の地域を除いて、全般的に好調に推移した。
なお、海外旅行以外は、国内旅行が6.1%減の205億4357万円、外国人旅行が3.2%減の17億3013万円で、関連商品などを含めた総計は4.2%減の333億5706万円となった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。