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東京都、20年は訪日客2500万人を目標に、欧米豪で2割

  • 2018年2月6日

 東京都はこのほど策定した「PRIME 観光都市・東京 東京都観光産業振興実行プラン2018」において、東京五輪が開催される2020年の訪都外国人旅行者数の目標を16年の1.9倍にあたる2500万人に定めた。24年には3000万人をめざす。また、今回から新たに市場別の目標も掲げ、20年は欧米豪から500万人、東アジアから1550万人、東南アジアとインドから370万人を誘客する方針を示した。

 そのほかの数値目標としては、外国人のリピーター数として20年に1500万人、24年に1800万人を設定。外国人消費額は20年に2兆7000億円をめざすとした。国内旅行者については20年の人数を6億人、消費額を6兆円に。今後は「消費拡大に向けた観光経営」「集客力が高く良質な観光資源の開発」「観光プロモーションの新たな展開」「MICE誘致の新たな展開」「外国人旅行者の受入環境の向上」「日本各地と連携した観光振興」の6つを柱に各種の取り組みを進める。

 なお、16年の訪都外国人旅行者数は前年度比10.2%増の1310万2000人で、消費額は2.4%減の1兆880億円。国内旅行者数は0.5%減の5億1430万人で、消費額は5.1%減の4兆6017億円だった。17年については未発表。