外務省、訪韓旅行者に注意喚起、五輪控え-防寒対策も

  • 2018年2月5日

 外務省はこのほど、2月9日から3月18日まで開催される平昌冬季オリンピック・パラリンピック大会を前に、注意喚起のためのスポット情報を発出した。韓国では近年大規模なテロ事件は発生していないが、日本に比べて殺人や強盗の件数が多いことから、在韓国日本国大使館ウェブサイトの特設ページで公開している「安全の手引き」(リンク)を参照して、注意するよう求めている。また、競技会場や公共交通機関などでは周囲の状況に注意を払うよう要請している。

 また、韓国では現在、人間への感染は報告されていないものの、鳥インフルエンザが発生していることから、養鶏場や渡り鳥の飛来地への訪問は控え、鳥の死骸に触らないこと、手洗いやうがいなどの対策を求めている。このほか、平昌は大会期間中の夜はマイナス20度近くまで冷え込むことから、観戦時には防寒対策をすることも呼びかけている。

 そのほか、朝鮮半島情勢が引き続き予断を許さない状況にあることから、最新情報や大使館などからの緊急連絡を受け取るために、「たびレジ」への登録を促している。外務省は大会期間中はは平昌と江陵に日本大使館の連絡事務所を設置する予定で、住所などは以下の通り。

▽外務省、日本大使館連絡事務所(平昌・江陵)
【住所】
・平昌
江原道平昌郡大関嶺面オリンピック路
171 The RIDGE 354(JOCジャパンハウス内)

・江陵
江原道江陵市江東面塩田ギル255
Maple Beach Resort

【電話番号】※平昌・江陵共通
・010-3880-5266
・010-5383-4001
・010-8775-0182