パンフレット 　JTBワールドバケーションズは1月26日から、欧州へのチャーター便を利用するルックJTBの夏のツアー商品の販売を開始した。新千歳、仙台、成田、中部、関空、福岡から、全日空（NH）、日本航空（JL）、スカンジナビア航空（SK）のチャーター便を、前年比6本増の19本利用するもの。ほとんどが同社で1機を買い取る。

　行き先はスロベニア・クロアチア、スイス、イタリア、ポルトガル、アイスランド、スペイン、北欧・バルト3国、北欧、中欧で19コースを用意。出発日は6月末から9月末までで、一部の例外を除き、ツアーの出発日を土曜日にすることで、家族旅行に利用しやすくしたという。

　1月26日に発売したのはスロベニア・クロアチアへのツアー。新千歳、成田、中部、福岡発着の全4コースで、例えば「成田発 スロベニア・クロアチアの魅力を訪ねて 9日間」では、NHの直行便でスロベニアのリュブリャナに入り、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナと合わせて5ヶ所の世界遺産を訪問。ドブロヴニクから帰国する。旅行代金はエコノミークラス、Aグレードホテルの2名1室利用の場合、大人1名44万9900円。

　残りの15コースは2月に発売する。このうちNHを利用するツアーは計8コースで、成田・関空発着のスイス、イタリア、ポルトガルが各2コース。残りは仙台発着の北欧・バルト3国と、成田発着のスペインを訪問するコースが1コースずつ。

　JLを利用するツアーは成田発着コースのみで、中欧を周遊するコースとアイスランドを訪問するコースの計2コースを用意。そのほかSKを利用し、成田発着で北欧を訪れるツアーを5コース用意する。