メルコスール観光局、昨年末で日本事務所閉鎖、業務は各大使館に
メルコスール観光局は、昨年の12月末をもって日本事務所を閉鎖した。2005年の開設以来、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイへの日本人旅行者の増加に向けた活動をおこなってきたが「プロジェクトの成功を得て、新たな戦略を持って次のステージへ向かう」としている。今後は各国の大使館が問い合わせに対応する。
メルコスール(南米南部共同市場)は、域内の関税撤廃などを目的として1995年に発足した関税同盟。4ヶ国の観光関連省庁が共同運営する観光局は、日本にのみ設けられていたという。4ヶ国への日本人旅行者数の合計は、年間でおよそ10万人から11万人。