阪急交通社グ、11月の国内は3.1%増、東海など好調
阪急交通社グループ3社の11月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比3.1%増の144億276万円となった。主力の阪急交通社は3.2%増の141億8531万円で、取扱人数は中国と四国を除いた全方面で前年を上回った。特に東海は約2倍に伸長したという。
業務渡航系の2社のうち、阪急阪神ビジネストラベルは9.3%減の3億4982万円で、出張や団体旅行の取り扱いが減少した。阪神トラベル・インターナショナルは16.3%増の1491万円。なお、取扱額の合計はグループ内取引を相殺した上で発表している。
グループ3社の外国人旅行の取扱額は1.9%増の3億5993万円。阪急交通社は引き続き欧米豪市場が好調で、7.9%増の3億5675万円となった。阪急阪神ビジネストラベルは85.8%減の318万円。阪神トラベル・インターナショナルは外国人旅行を取り扱っていない。
なお、3社の海外旅行の取扱額の合計は10.7%増の169億4743万円で、総計は7.0%増の317億1011万円だった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。