イースター航空、茨城に初就航、仁川から訪日チャーター

  • 2018年1月10日

(左から)ZEの李氏、旅行博士の黄氏、茨城県知事の大井川氏  茨城県によれば、イースター航空(ZE)は2月15日から3月3日まで、ソウル(仁川)/茨城間で訪日チャーター便を8往復運航する。期間中に火・木・土曜日の週3便を運航し、韓国の旅行会社「旅行博士」がツアーを実施。ZEの茨城就航は初めてで、関係国政府の許可の取得が条件となる。

 運航機材はB737-800型機で座席数は189席を予定。なお、仁川/茨城間についてはアシアナ航空(OZ)が2010年3月から定期便を運航していたが、東日本大震災後は運休している。

 12月21日の記者会見で茨城県知事の大井川和彦氏は「チャーター便をきっかけに3月以降の定期便化をめざす」と意気込みを語った。栃木県や群馬県との連携による観光振興にも取り組むという。

 記者会見にはZE韓国チーム次長の李東炫(イ・ドンヒョン)氏、旅行博士日本営業チーム本部長の黄教允(ファン・ギュヨン)氏も出席。李氏は定期便の就航に意欲を示し、黄氏は座席の6割を個人向け旅行商品として販売する予定を説明したという。ツアーの内容については後日発表する予定。