中部、年末年始の国際線は2.1%増、伸び率1位は韓国

  • 2017年12月25日

 中部国際空港はこのほど、年末年始(12月22日~1月3日)期間中の国際線旅客数の推計値を発表した。日本人と外国人の旅客数を合算した総旅客数は前年比2.1%増の10万6400人となる見通しで、このうち出国者数は5.0%増の5万8400人、入国者数は1.2%減の4万8000人。同社によれば、1月6日から8日が3連休となるため日本人の帰国日が分散し、入国者数が減少する見通しという。

 方面別では中国が最も多く、7.1%減の1万3000人。中国以外は前年を上回っており、2位は東南アジアで7.5%増の1万2900人、3位は香港で4.9%増の8600人を予想する。伸び率の1位は韓国で11.8%増の8500人。

 期間中の運航便数は1便増の342便で、このうち定期便は3便減の328便。臨時便およびチャーター便は4便増の14便で、グアム行きが7便、ホノルル行きと台北行きが各2便、コタキナバル、ダナン、ハノイ行きが各1便となっている。

 旅客数のピーク日は、出国の第1ピークが12月30日、第2ピークが12月29日。入国の第1ピークは1月3日、第2ピークは1月2日となる見通し。