HIS、2Qと通期の業績予想を修正、ホテル売却で純利上方に
エイチ・アイ・エス(HIS)は12月19日、8日に公表した2018年10月期(17年11月1日~18年10月31日)の第2四半期と通期の連結業績予想を修正した。修正したのは純利益のみで、前回発表予想では第2四半期は39億円、通期は100億円としていたが、連結子会社のウォーターマークホテル・ジャパンが「ウォーターマークホテル札幌」の不動産を野村不動産グループの投資法人に36億円で売却し、18億円の利益が発生する見込みであることを受け、それぞれ57億円、118億円へと修正した。
野村不動産グループは今後、同ホテルの運営をビスタホテルマネジメントに委託し、リブランドオープンする予定。同社は全国で10軒の「ホテルビスタ」を運営している。
なお、第2四半期の売上高は3500億円、営業利益は77億円、経常利益87億円、通期の売上高は7350億円、営業利益は180億円、経常利益200億円でいずれも修正はない。