オークラ、4月に「ホテル・ニッコー・バリ」、ビーチエリアで
ホテルオークラの子会社でホテル運営会社のオークラニッコーホテルマネジメントは来年4月に、バリ島南部のビーチエリアで「ホテル・ニッコー・バリ」(仮称)の運営を開始する。同社によれば、バリ島のビーチリゾートエリアにおける唯一の日系ホテルで、このほど現地のホテル経営会社と運営管理契約を締結。1月に既存のホテルの運営を引き継ぎ、4月にリブランドして本格的に営業を開始するという。
同ホテルは国際空港から車で約30分の、バドゥン半島東側のタンジュンべノア地区に位置。地上4階の全188室で、20室は86平方メートル以上のスイートルームとなる。全室にはバルコニーかポーチがあり、バスタブとシャワーブースも備える。料飲施設はメインダイニング、バリ料理レストラン、プールバーなど6軒を設け、そのほか宴会場や会議室、スパ、フィットネスセンター、屋外プール、キッズルームなども用意する。
ホテルオークラグループは20年までに、開業予定のホテルも含めて100軒の運営をめざしており、特に経済成長が著しいアジアでの事業展開を活発化している。今月には18年にフィリピンのマニラでラグジュアリーホテルの「ホテルオークラマニラ(仮称)」を開業する計画も発表している。
なお、オークラニッコーホテルマネジメントは昨年11月まで、バリ島南東部のヌサドゥアで「グランドニッコー・バリ」を運営していた。バリ島でのホテル運営は約1年ぶりとなる。
※訂正案内(編集部 2017年12月20日10時55分)
誤って同社グループの他のホテルの画像を掲載していたため、正しい画像に差し替えました。お詫びして訂正いたします。