KNT-CT、10月の国内旅行は2.2%減、団体のみ増加
KNT-CTホールディングスの2017年10月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比2.2%減の315億7894万円となった。団体旅行は2.2%増の109億9687万円と増加したものの、企画旅行は5.1%減の162億6411万円、個人旅行は1.7%減の43億1796万円となり、ともに前年を下回った。
団体旅行のうち、一般団体は企業系コンベンションの増加などにより7.2%増の43億3857万円に。一方、学生団体は修学旅行の取扱人数の減少などにより0.9%減の66億5830万円となった。
企画旅行では、メイトの取扱額は4.4%減の52億7657万円。方面別の取扱人数は関西、中国、九州、沖縄などが前年を上回ったが、その他は減少した。クラブツーリズムの取扱額も、台風の影響などにより5.6%減の109億5897万円となった。
なお、国内旅行以外では、海外旅行が18.8%増の157億2478万円、外国人旅行が9.9%減の18億8243万円で、関連商品などを含めた総計は3.6%増の501億6533万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。
※訂正案内(編集部 2017年12月12日13時00分)
10月1日の組織改変の影響でKNT-CTグループ会社間の販売に計上漏れがあり、記事の掲載後にKNT-CTホールディングスが取扱額などを大幅に訂正しています。