JTBグ、「日本の旬」18年度上期は瀬戸内・山陰、下期は北関東
ジェイティービー(JTB)はこのほど、同社グループが国内旅行の活性化に向けて1998年から実施している全社キャンペーン「日本の旬」について、2018年度の対象エリアを上期(4月~9月)は「瀬戸内・山陰」に、下期(10月~19年3月)は「北関東」に決定した。ともに国内外のグループ各社、提携販売店、インターネットなどすべての販売チャネルで送客に取り組む。
上期の「瀬戸内・山陰」は中国エリア5県が対象。18年には鳥取県が大山開山1300年周年、島根県が松平不昧公没後200周年、岡山県が瀬戸大橋開通30周年、広島県が平清盛公生誕900周年、山口県が明治維新150周年を迎える。
下期の「北関東」は群馬・栃木・茨城の3県が対象。「五色豊穣 また来たくなる感動三国」をコンセプトに、中禅寺湖の紅葉、伊香保温泉、奥四万湖、かまくら祭り、グルメなど、さまざまな観光資源を訴求する。
JTBによれば、キャンペーンの実施にあたっては関係自治体、観光関連団体、観光事業者と協力。スムーズな移動やわかりやすい情報の提供に努め、地域ならではの特典を用意するという。