KNT-CT、9月の海外旅行は1.7%増-団体除き増加
KNT-CTホールディングスの2017年9月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比1.7%増の138億7614万円だった。このうち企画旅行は9.3%増の81億723万円、個人旅行は0.2%増の30億6406万円とともに前年を上回ったが、団体旅行は14.7%減の27億485万円の2桁減となった。
団体旅行のうち、一般団体は昨年のリオデジャネイロオリンピックの反動で18.8%減の20億1909万円と2割減。学生団体は研修旅行などの取扱人数は増加したが、修学旅行などの単価減により前年並みの6億8576万円となった。
企画旅行では、ホリデイの取扱額は13.5%増の17億5338万円。取扱人数はアメリカやミクロネシアが前年を下回ったが、その他の方面はほぼ前年を上回った。
クラブツーリズムの取扱額は8.2%増の63億3987万円。中国の九寨溝やメキシコでの地震など、外的要因はあったものの、欧州やハワイ、東南アジア、九寨溝を除く中国などが好調に推移したという。
なお、海外旅行以外では、国内旅行が9.8%減の256億7623万円、外国人旅行は46.2%増の19億789万円で、関連商品などを含めた総計は4.3%減の425億2748万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。